グラナダから夜行でマドリッドへ 12月10日金曜

目覚ましを掛けてなかったので、9時過ぎに目覚める。グラナダ はいつもそうなのか、 昨夜も雨が降ったらしく、舗道が濡れている。トイレに行った際、各部屋を見ると、もう出払っており、我々が最後のようであった。ここに荷物を置かせてもらって、11時頃宿を…

優雅なホテルをおん出てフラメンコの夜 12月9日

アルハンブラパレスホテルでの華麗なる目覚め。やはり、凹まないベッドは良い。いつもは安宿で壁が薄いため、ひとの話し声やらがうるさくて目が覚めてしまうが、今朝はそれも無い。静粛なひと時。 ゆったりした硬めの広いベッドの中で束の間のぐずぐずを精一…

最高のホテル アルハンブラパレスホテルへ泊まる

ここの宿は値段もまあまあで、おばさんの感じも悪くないのだが、どうもそれだけでこれといった取り柄がないので、移る事にする。もう少し長く泊まって欲しそうだったが。 荷物を背負い、今起きたばかりといった感じのおばさんに金を払う。 お釣りはちゃんと3…

グラナダ パティオのある宿 12月7日火曜

ALGECIRAS(アルヘシラス)から11時5分発の列車に乗ってグラナダ に向かう。 今日も7時間と長旅だ。時間があまり無かったが食糧がないので、くるみが走って 買い出しにゆく。駅の掃除のおばさんに聞き、市場までゆき、みかんとパン2個 ハム100グラムを買う…

タンジェでごたごた、スペイン アルヘシラスへ。12月6日 月曜

昨夜、ペンション マドリッドの3階トイレに入ったが、これはモロッコ式で (トルコ式)水道からバケツに水を汲んで、何を流さないといけない。薫は 4杯で完了。セルフサービストイレットと言うべき。 9時前起床。一旦、駅で列車時刻を確認した後、窓口でフェ…

12月5日 日曜 ラバトからタンジェへ モロッコ列車模様

5時起床。5時半にホテル受付のおっさんを起こし、出発。可哀想におっさんは 受付で毛布を被ってうたた寝していた。外はまだ闇の中だったが、近くのパン屋では 仕入れを済まし、角のカフェでは通りにホースで水を撒いているところだった。 通りは車も少なく、…

12月4日 土曜 モロッコ式値切り術

思い切ってホテルで朝食。長パン、クロワッサンに、カフェオーレのフランス式。 ボーイの素振りにチップ待ちの気配。払わず。受付に朝食なしで50ディラハムで 良いかと、向こう2日の泊まり賃を再確認していると、また黒ひげ、ちょび髭の フロントマスター…

12月3日 金曜 ぶっ飛ぶ濃厚都市 マラケシュ

8時20分発の列車でマラケシュに向かう。よく練れた…シーツ、波打つベッドではあったが、結構よく眠れた。住めば都か。相変わらず、乗客には兵隊が目立つ。 今日の列車は二等かとたづねた程、一見綺麗な車内だった。枕カバーの白と、カーテンの水色のせいか。…

12月2日 アリ地獄ベッド再来。中々のカサブランカ

明け方、くるみのお腹が急に痛くなり、下痢をした。梅エキスを舐め飲んで、再度寝る。 7時半のベルが鳴ったが、起きられない。8時48分の列車を逃すと、ずっと遅くなるので頑張って起きた。 駅に向かう途中、昨夜水を買った店でバターを買う。ケースが無いか…

12月1日 Medinaの中心部へ入る。

9時頃目が覚めたが、くるみが腹痛の為、昼から出掛けることにした。 くるみは昏睡、薫は朝食を買いに街に出た。 コカコーラ1リットル、バナナは異常に高く12ディラハム、パイ一袋、ペイストリー一個。 薫ひとりむしゃむしゃ食べる。例の、la kasubah ではま…

11月30日 フェスのMedina、迷路市場ぶらつく。

アリ地獄ベッドからは逃れたので、普通によく眠れた。シクシクの腹痛も何とかおさまる。 今日は休憩日と決めたので、10時過ぎまで、ベッドの中から出ない。 26ディラハムの、ワンビッグベッドの部屋に移る。 となりのカフェでカフェオレを飲んだが、うすし。…

11月29日 モロッコの道端で転んだり笑ったり。

宿探しで大通りを歩いていると、目の前を横切ったおっさんが後ろを指差し何事かを言った。 後ろをみると、くるみが泣きそうな顔をしながら、まだ起きあがりかけたままの猫背の姿勢で 駆け出してくる。 あれっ?気がつかないうちにずいぶん距離が離れたなぁと…

11月 29日 アリ地獄ベッドの一夜 モロッコ2日目

今日は実父、利男の誕生日だ。よく喧嘩もし、こちらから一方的に反抗的でもあった。そのくせ、少しは居所を伝えたのだろう。ホテルか、アパートに手紙を くれたことは幾度かあった。手紙だから伝えられることもある。それはさておき。 昨夜の寝にくさと言っ…

11月28日 スペインからモロッコが見える

7時15分に目覚ましが鳴ったが、昨夜寒くて寝つけなかったので、起きるのがつらく、 9時出航の船を諦めて、もう一眠りする。 9時半頃起床。荷物を預けて船の切符を買いに行く。 ふたつの斡旋所で聞いたが、990ペセタと同じ値段だったので、最初の店で買った。…

11月27日 コルドヴァからアルヘシラスへ

10時59分発コルドヴァ行きの列車に乗るつもりで、9時半頃宿を出る。昨夜、他の 客が遅くなって帰ってきたにもかかわらず、おばさんはもう、掃除にかかっていた。 テーブルの上にはきちんと畳まれた家族の下着やタオルが積み重ねられていた。 働き者のおばさ…

11月26日 セヴィージャにて

9時頃目覚める。久し振りによく寝た気がする。薫は、昨日トラベラーズチェック を人に貸す夢を見たと言う。その代わりに洋服をもらったらしい。洋服にナンバーを 振って担保にしたので、机の上に洋服の山が出来た。物欲の現れか? くるみは人につきまとわれ…

11月25日 アルカサール in コルドヴァ

9時過ぎに宿を出てアルカサールにゆく。曇り。時々、太陽光線。ひとり50ペセタ払 い、庭と建物を見る。イスラム形式と言う割には、様式が読みにくい。手入れも良いと は思われない。建物の一角はレンガを積み直し再整備していた。建物の一角にある塔か ら見…

11月24日 コルドバ ぶらぶら

8:00ごろ目覚める。列車の汽笛の音がやかましい。8:20ごろ、ベッドを畳んでしばらく談笑。 コルドバに着く。朝早いせいか、まだうすら寒い。地図を頼りにinfomacionを目指す。書いてあるはずのところにないのでうろうろしていると、察したのか、建物の中から…

11月23日 コルドヴァ へ

9時に目覚ましが鳴って目が覚めたのだが、何故か寝足りない気がする。 9時半までウトウトしてから、やっとのことで起き上がる。昨日、 風呂の湯が出なかったので、薫より先に入り直す。各部屋に、風呂場に使うにしては 小さい湯沸かし器がある。バスタブに湯…

11月22日 停電する宿

10:00すぎ、宿をでて電話局より永井家にコレクトコール。相手方はその時間にいる人の名を書かなければいけない。忙しいせいか、おばちゃん方は愛想が悪い。鈴木家は話し中にて昼食後電話する。永井家一家は元気らしいが、景気が相当悪いと言っていた。鈴木家…

11月21日 ヴァレンシアのレストランは…

10:00に支度を済ませ、階下に降りてみると、おっさんはもういなかった。おばさん曰く、12時まで戻らない。それでメモを置いて、あいさつしてRENFEに向かう。おばさんもleft bagageを自ら申し出てくれるなど、いたく親切であった。はっきりと英語をゆったり話…

11月20日 グエル公園にて

くるみは疲れ、眠っているさなか、たまに働く薫はmilkを買いに行った。同じ店でおばはんではなく、おっさんが出て来て昨日より2pts安い70pts。チーズサンドとmilk。 昨夜、3:00頃まで起きていたので眠かったが、11:00すぎ何とか宿を出る。metroにてスペイン…

11月19日 カラコレス (かたつむり)〜パエージャの名店〜

光線はやや弱いが雲少なし、昼から暖かし。 ところで想い出したが、この宿の主人はくるみが100pts札を落として部屋を出ようとしたとき、ためらわず声をかけて教えてくれたのだった。何度か話しているうちに、彼の親切の深さがわかってきた。 今日の夜の話に…

11月18日 マタスという名のペンション

早朝6時過ぎ、pour bouだと言って起こされる。列車を移らなければならない。 ここではその前に、custom、税関があった。列車にしては珍しくいちいちチェック している。但し、日本人はほとんどノウパス。パスポートにハンコも押してくれないので"stamp pleas…

11月17日 Musee Borely in Paris

ベッドが広く真ん中がへこんで転げることもないので、よく眠れた。この部屋は10畳くらいの広さで壁中央に黄色の花の飛んだ壁紙が貼ってあり、カーテンも黄色で統一 されている。洗面器もトイレも床も実に清潔になっており、久しぶりに気持ちが良い。 薫は何…

11月16日 マルセイユは快晴也

この安ホテルのベッドはネットがスプリングになっているが柔らかく、支えもないので上に座るとひどく凹む。2人で寝ると蟻地獄のように2人とも真ん中に転げやすくなる。坂の上に寝ているみたいだ。朝には半分重なったまま寝ていたらしい。 朝、くるみ腹痛、薫…

番外編 安宿の気配をいかに知るか?

何軒も安宿をめぐっていると、次第にその街の相場がわかってくる。そうすると、値段ごとの違いも次第に読めてくるように思う。 それはまず玄関の外観から始まって、階段のつくり、壁の張り紙、人の応待、部屋に入ると特有の臭い。シーツの張り。部屋の形状、…

11月15日 最高のピッツア 、ニースのソレント

くるみ腹痛にて薫のみ朝食。vin rougeに駄菓子屋の麩のようなフランスパン、大変古い(1回目FIRENZE訪問のときのもの)ジャムをつけて食べる。昨日より本来はvinの味が落ちているはずなのだが、旨く感じた。添え物が簡潔なせいか。スーパーマーケットにてショ…

11月14日 モナコで呑んだバローロ

9:00起床。くるみの髪の毛を補正するため、薫にカットしてもらう。そのあと薫の髪の毛をくるみが担当。洗髪し、カットした。薫は、痛い痛いと騒ぐが、ハサミより早いしごまかしが聞くようだ。部屋の隅が毛だらけになったが、何とか片付けてフルーツサラダの…

11月13日 ニースのpizzeria イケル。イタリア人シェフ。朝から雨

フルーツサラダ、ハムサンド、ミルクの朝食。だらだらしたのち、日本行きの小包を作るなど雑用をする。 正午前にホテルを出たが、おばはんは我々の長居にうんざりしていたようだ。もう1日泊まるのかと聞かれた。インフォメイションで18000リラと言われたが、…