2020-01-01から1年間の記事一覧

意外に都会 ジェノヴァ 12月30日

昨夜は何も出来なかったので、8時半起き、9時過ぎに出掛ける。 くるみは31日の買い物など考えているうち、頭が冴えてなかなか寝つかれず、寝不足で ぶうぶう、こぶた。インフォメーションに行ったが、まもなく帰るとの札があるだけ。電車の時間を調べている…

ジェノヴァでの疑心暗鬼の昼 12月29日 水曜

夜中、2度ほど痩せた男がコンパートメント内を覗いているのに気が付いた。1度目は眠ってまもなくのことで、ドアを開け、カーテンを静かに引いた音で目が覚めた。くるみが気づき首をもたげたのを見て、男は足早に立ち去った。気味悪し。しかし、疲れていたの…

12月28日火曜 バルセロナから今夜ジェノヴァへ

少し早起きし、と云っても9時だが、荷物をまとめて階下に降りる。今夜GENOVAに発つことと、そのため荷物を置かせて欲しいことを伝えた。宿賃の精算をした。 マタスのおっさんはいつになく寝巻き姿、寝惚け声で、宿賃6日分と云ったが、風呂代100pesetas取るの…

 バルセロナ ロゼのシャンパンのイケる立ち飲み酒屋 12月27日 月曜

夜中の3時過ぎ、目を覚ましたら、何処かでカサカサという音がする。窓のそとでしている様だが気になるので、薫を起こし 調べてもらう。硝子戸の向こうを透かし見た感じでは何物もいず、不審に思いながらもそのまま寝た。 このあとふたりともなかなか寝付かれ…

クリスマス明け ランブラス界隈 12月26日 日曜

通りには昨日の3倍くらい人通りがある。早起きするつもりだったが、くるみが嫌だと云うもんで、12時近くまでベッドでゴロゴロしていた。朝食も兼ねてレストラン探しに出かける。Museo Picassoを経て、ランブラス通りに向かったが、値段表のない店やら、高そ…

Feliz Navidad! バルセロナ ランブラス通り12月25日 土曜

午前6時過ぎ頃、ジングルベル、ジングルベル!!というラジオの音で眼を 覚まされてしまった。音の出所は通りかと思ったら、部屋の隣りだった。 薫が廊下に顔を出し、うるさいぞ!と怒鳴る。少し静かになったと思ったが、又 しばらくすると音が大きくなった…

クリスマスイブ イン バルセロナ 12月24日 金曜日

目を覚ましたら、11時すぎであった。今日もまたマタスのおっさんの力を借りて宿探しを しなければならない。午後に来いと言ったが、自分で探すことにして新聞を貸してもらった。 辞書を引き引き、眼を凝らしてピックアップしたのをおっさんに見せにゆくと、m…

バルセロナの洗礼 12月23日 木曜

朝寝坊をし、朝食に出掛ける。ベッドの毛布が一枚しかない上、暖房も皆無なので 少し寒かった。マタスを出て右にゆき左に曲がった角のバールで、いつものように カフェ コン レッチェと、トスターダの朝食。結構はやっていて、朝っぱらから酒やら 酒入り珈琲…

始めてのバルセロナ 12月22日 水曜

この部屋は壁に貼り付けてある値段表によると、夏季には4500pesetasとなる部屋のようだ。こーれで4500は高いな。アルハンブラパレスホテルと同じ値段だなんて。冬季は1350 と表示してあったが、1300の約束だから、きっちり払う。 11時10分、チャマルティン駅…

最後のマドリッドの1日 12月21日 火曜

今日は宿を変わる。予定より30分ほど遅れて、この間1100pesetasでbano(風呂)付き と聞いた宿、LORENZOを訪ねた。しかし、念の為、値段を聞くと1300pesetasの部屋が一番 安い部屋だと言う。今日1日やる事が詰まっている上、時間も惜しいのでもう、いいや、と…

セゴビアの子豚 12月20日 月曜

7時半の目覚ましで目が開く。薫はまだふにゃふにゃと眠ったまま。まだ、外は暗い。顔を洗って身支度を整え、宿を出る。もう8時前だというに宿の人は起きていないようで、 したがって階段の電灯スイッチのありかも分からないまま真っ暗闇をふたりして 手探り…

12月19日日曜 喧嘩した1日 in Madrid

ささいなことで喧嘩して、薫が書いている。 9時半過ぎ、起床。昨夜遅く、2時半まで日記を書いていたので、まだ眠たく疲れも 残っている。しかし、奮って10時過ぎ、ラストロ(蚤の市)に出かける。 マヨール広場手前のBarで朝食。トーストはミックスか、と聞…

トレドの陶器 12月18日 土曜

やはり、疲れていたのか7時の目覚ましが鳴っても起きる気にならず 予定を遅らせて10時の列車でトレドに行くことにする。ここのベッドは安宿の割にマットが柔らかく、又柔らか過ぎず寝心地がよい。 まだ寝静まった宿を出、いつもの角の無愛想なお兄ちゃんのバ…

1982年 12月17日 プラド美術館in Madrid

前にインフォメーションで聞いていた850ペセタの宿を目指す。途中、BETANZOZ 手前の三角コーナーのバールで朝食。やっぱりスペインのcafe con lecheはおいしい。 3B,トレベ、三拍子揃ったという宿、JACINTAの入り口は壁が剥がれ落ち、階段も木で 何となく怪…

コインブラからマドリッドへ 12月16日 木曜

サラマンカ行きに乗る予定で駅に行く。バッグを預けて駅北のCAFEにて朝食。ここは 甘菓子屋もやっている。ここのトーストも縦3本に切られ二枚重ねで棒状になっている。この カットは食べやすく上品でよい。夕食の材料を仕込むため、出かける。しばらく人の行…

ナザレ 海辺の光景 12月15日 水曜

薫のみ早起きして、と言っても8時だが、漁師たちの写真撮影に出掛けた。 くるみはきれいで暖かい部屋の中で、ベッドにうずもれていた。 天候、曇り。海は大きく荒れており、船は海辺で休んでいる。一艘何とか船出したのがいた。浜辺を端まで歩いていくと、4…

港町 ナザレ いわしと黒衣装の街 12月14日 火曜

9時10分に起き、大急ぎでロッシオ駅にゆく。この駅は広場南西のビルの階上にあり、分かりにくい。駅のBarでミルクパンにチーズやハムを挟んだもので朝食にした。くるみは ポルトガル風ミルクコーヒーに懲りてエスプレッソにする。薫は懲りていない。 10時45…

リスボンの夜、辛いローストチキン 12月13日 月曜 

9時起床。フロントより電話。"today finish?"と言う。掃除か出発か分からぬので直接 ゆき、もう1日滞在すると伝える。10時過ぎ宿を出て通りを南に下ったCAFEで、cafe con lecheと、tostadaを食べる。cafeはひどく薄く、まずい水にミルクを混ぜたもののようだ…

ポルトガル、リスボンに向かう 12月12日 日曜

8時起きして宿を出る。10時15分発のLISBOA行きに乗るため。日曜なのでどこも 店は閉まったまま。道すがら開いていたバールにてクロワッサンとカフェコンレッチェを取る。サンドウィッチ三つとバニラミルクを買って駅に向かう。交差点近くで、ボカディージョ…

マドリッド アトーチャ駅着 12月11日 土曜

午前8時、MADRID ATOCHA駅到着。出会った日本の女の子はヨーロッパを2ヶ月 旅していると言う。警戒しているのか言葉少なに答える。 ホテルインフォメーションにて宿を頼む。700ペセタ。手数料90ペセタで決まり。アメリカ人らしきおばさんが我々に続こうとし…

グラナダから夜行でマドリッドへ 12月10日金曜

目覚ましを掛けてなかったので、9時過ぎに目覚める。グラナダ はいつもそうなのか、 昨夜も雨が降ったらしく、舗道が濡れている。トイレに行った際、各部屋を見ると、もう出払っており、我々が最後のようであった。ここに荷物を置かせてもらって、11時頃宿を…

優雅なホテルをおん出てフラメンコの夜 12月9日

アルハンブラパレスホテルでの華麗なる目覚め。やはり、凹まないベッドは良い。いつもは安宿で壁が薄いため、ひとの話し声やらがうるさくて目が覚めてしまうが、今朝はそれも無い。静粛なひと時。 ゆったりした硬めの広いベッドの中で束の間のぐずぐずを精一…

最高のホテル アルハンブラパレスホテルへ泊まる

ここの宿は値段もまあまあで、おばさんの感じも悪くないのだが、どうもそれだけでこれといった取り柄がないので、移る事にする。もう少し長く泊まって欲しそうだったが。 荷物を背負い、今起きたばかりといった感じのおばさんに金を払う。 お釣りはちゃんと3…

グラナダ パティオのある宿 12月7日火曜

ALGECIRAS(アルヘシラス)から11時5分発の列車に乗ってグラナダ に向かう。 今日も7時間と長旅だ。時間があまり無かったが食糧がないので、くるみが走って 買い出しにゆく。駅の掃除のおばさんに聞き、市場までゆき、みかんとパン2個 ハム100グラムを買う…