くるみは疲れ、眠っているさなか、たまに働く薫はmilkを買いに行った。同じ店でおばはんではなく、おっさんが出て来て昨日より2pts安い70pts。チーズサンドとmilk。
昨夜、3:00頃まで起きていたので眠かったが、11:00すぎ何とか宿を出る。metroにてスペイン村へ。土産物も建物も素人としては、おおよそ面白くなかった。建物は復元に近いのだろうが、生活の気配がなく、単なるものに見える。写真を撮る気もしない。みやげではボティーホールと刺繍には眼がいった。農家の中を復元したMuseoは面白かった。
くるみの胃には気泡がたまり、破裂しそうだという。休み休み動く。レストランはいいのが見つからず、困憊する。
やっと見つけたSNACKでハンバーグとミニステーキを食べた。ステーキは日本風のに似て柔らかく美味。シャルルジュールダンのサングラスをかけたおっさんは、我々を持ち上げるでなく、見下すでなく、適当な風に認めて対応しているようだ。これは今のところ、スペイン人一般にあてはまる気がする。分け隔てなく、応対してくれる。
時間があり、元気が戻って来たので、PARC GUELLに徒歩で向かう。ちょうど昼寝の時間。で、店は閉まり人通りは少ない。PARCに着くと、例のガウディ曲線があちこちを走り、くだかれた綺麗な陶片が埋め込まれている。小、中学生らしき子供の格好の遊び場になっていた。
PARCからカタルーニャ広場に戻り、メニューなどを写真で示したPizzeriaに入る。パエージャを食べたかったが、finishにて薫はMenu、くるみは2品注文。中途半端な値段にて味悪し。写真でつるところいは入るべからず。まず、一品頼んで様子を伺うべし。こんなつまらん店にも客が押しかけていたのは不思議だった。
口直しに、MATASとなりの穴倉のような酒場に入る。ここはシャンパンのみを扱い、18ptsと格別安く旨い。人がまんじゅうのように連なっている。フランクフルトと丸パンのサンドイッチを食べている人が多い。これも50pts。もともと酒屋のようなのだが、こういう商売法もあるのかと思った。
宿に戻り、くるみが安アパートについてMATAS主人に聞き、部屋に戻り、しばらくして眠りに落ちる。