くるみの自家散髪 2月7日月曜日

  晴れ、しかしやや肌寒し。ここんところ随分と気温が落ちた。

朝食後、くるみの悩みがぽっくり解決し、気持ちも晴れたようだった。牛乳は鍋に入れて沸かしたら、分離してしまった。何回やってもそうなった。牛乳は金曜日に買ってきたleche del dia。入れていた瓶(プラスチック製)についた古い牛乳が元で悪くなったらしかった。今後注意を要す。朝食は薫がCCLいやコーヒー+湯を作ったので、くるみが洗い物。薫はパスタの本を訳す。

 

  違った。最初から記そう。

  ミルクが悪くなっていたので、コーヒーエスプレッソを湯で薄めたものとトーストパンジャム付を食べた後、薫洗い物、くるみは言いつけられて部屋の掃除。ついでにオートバイジャンパーがうす汚れているので石鹸と湯にて拭く。薫もまねっこをして肩下げカバンを拭く。靴もちょっと拭いた。この後、くるみは呆然。薫はパスタの本を訳す。

 

  本当は今日午前中にinformationに行き、Cadaquesへの行き方を教えてもらい、タイルを入れる額を探すつもりだった。くるみがこの後、悩みが解決したのだが、やはり身体の調子が悪いので、午後に予定を伸ばす。そうこうしているうちに、昼食の時間となった。この間作って美味しかったシャンピニオンスパゲティを2人協力して作る。材料はこの間と同様だが、今日はシャンピニオン300g、バター少なめ、玉ねぎ1個、トマト小3個のかわりに小1個+トマト缶150ccという型を破った配合とする。反省点は以下に。

  • とにかくトマト缶のソースは生のトマトより濃いので同じ分量ではずいぶん味が変わってしまう。小3個の体積から考えて300ccほど入れるところを、くるみに止められ、150ccにしたが、それでもトマト味がやや強かった。この150ccも味見しながら混入しないといけないと注意を受けた。テキストを見て調理する際、生トマトの代わりにトマト缶を使うには要注意。
  • くるみの経験では、ミートソースを作る時はトマト缶(あるいはピューレ)を使うが、これは生のトマトより、かなり濃縮してあり、調理時間を短縮させるとともに、種とずるずるを取ってあるので、効率的なものだ。それに比して、生のトマトは缶トマトよりも青臭みがあり、酸味が強い気がする。この意味でトマト缶と生トマトは使い分けなければならないと思っていた。
  • 急がない時はスパゲティシャンピニオンには生トマトが良い。トマトがあまり強いと、シャンピニオンの味が消され、バターのコクも追いつかぬからだ。生トマトはシャンピニオンと玉ねぎ、バター、ビノのソースに少し変化をつけるもの(添えもの)と考えた方がよさそうだ。

 

  昼食後、くるみ散髪。ひとりでバスルームの鏡に向かい、眉毛切りばさみ(資生堂)にてカット。頭の後ろが見えないのと、鏡と自分が逆に動いているギャップの為、最初仲々思うようにならず。しばらくののち、うまい方法を考えついたので忘れぬよう覚え書きしておく。

 

  分け目を考え(決めておき)、そこを中心に長さを決めてのち、あちこちから少しずつ毛をとって真上に持ち上げ、(人差し指と中指で毛をはさみ)1番短いものに指をそろえて、そこからはみ出た毛を切る。サイドもまた同じ。垂直に毛をとって、上と同じように切ってゆき、少しずつずらして、後ろの方の毛も中央に向かうように指でずらしてから切る。

f:id:dodicidodici:20210725100037p:plain

くるみの自家散髪後

 

 

 

  5時前、informationへ行き、Cadaquesの行き方を聞こうとしたが、Won’t you write the 

way to Cadaque?と聞くべきところ、writeを抜かしてしまったので、「私要りますか?」になってしまった。恥ずかし。だからやだって言ったんだ。しかし、すんなりわかって、のち額探し。うまい店見当たらず珍しくNowなレコード専門店(日本では当たり前だが)を見つけ、小澤征爾のファラとパコデルシアのカセットを購入。この後、あちこち見たが額屋見当たらず、寒いこともあって(風が強い)、おいおい探すことにしてメトロで帰る。夕食はありあわせの材料でくるみが、少し中華風野菜炒めを作り、残り物の小魚サラダを食べたのち、sopa de fideosの注文を受けて、急遽作成、飲食す。眠いので反省点を記して終わる。

  • 野菜炒めはうまく、ペルリと平げた。
  • 小魚サラダの難は先述した。薫は★はやれないよ、と言った。
  • ソパデフィデオスは、とっておいた鶏・牛煮込み汁が多く、じゃがいもバターが相対的に少なかったため、あっさりしたものになった。好みでは、コクがある方がよし。本来のソパデフィデオスはくるみによると、じゃがいもが入っていないらしい。

(期せずして、昨日と今日は休息日)  就寝。