3月1日火曜日 帰国準備 パリ、オーステリッツ泊

 曇り、時々晴間。昼は思ったほど寒くなし。

 

  9時過ぎ、Paris Austerlitz着。道路を越えた脇道にあるHotel de la Gareに宿を取る。値段表示が複雑でうまくおばさんの話と合わないので2度ほど尋ねたら怒り出した。どこでもパリはそうだ、とか言っていた。彼女が書いた値段をさしただけなのだが。けちがついたが、荷が重く、2日のことなので辛抱することにした。

  一服して、昼頃買い物を兼ねて、食堂探しにゆく。St.Lazare駅まで。Au printin オ・プランタン百貨店で、予定のトレーナー、靴などを見るが、余りいいのがない。運動靴では、ナイキやアディダスが場を占めていた。大カバン(旅の荷物を入れる)では、Lancelのものが1万5千円くらいで良いものだった。他のも結構高く、8千円以上、もちろん高いものは随分する。

 3階では、Orient展をやっていた。(中国・インドの敷物、食物) 狙いは、El Corteも同様だが、物はこちらの方が大分良いものを(日本に来るより良いものを)置いている。腹が減ったので、オ・プランタンの3館を巡ってレストランを探したが、仲々見当たらず、久々にふらふらと空腹を味わう。やっと見つけた3階のスナック+レストランもしけてて高い。

 

  まずいパンのサンドイッチにカフェ・オレで昼食にした。ランセルを買い、男性服の館でfabric en Italieのポロシャツを薫用に買う。くるみによると、好きな絵の色合いに似ている。くるみも自分の服を探すが、安価では気に入るもの見当たらず。Metroでオデオンへ。サンジェルマンの1~2本南の通りにある中華料理屋で夕食。店員はベトナム人で料理もサイゴン風のものとか混ざっている。値安く、味に不可はないが、少なめでややこなれていない。愛想はよし。客我々のみ。Metrohotelに帰る。ランセルに物を詰めたりしてから、くるみは日記を書いて、薫は寝た。カバンはブランド物でない方がよかったが、値が安くて丈夫そうでセンスのいいのはこれしかなかったんよなあ、ほんとに。これより高くてダサイのもあった。おしまい。