10月20日 レース編みのブルージュ

  朝食9:00すぎ、パンとコーヒー、バター・チーズスプレッド・ジャム。

チーズスプレッドとバターを塗ったパンが美味しかった。ここのパンは乾燥気味だが旨い。コーヒーは大したことなし。もう一泊を決定。

 

  午前中、くるみ洗濯。薫カタログの整理。昼前少し陽が射す。

 

  昼、鐘楼前の肉屋で注文式サンドイッチを4つ買う。数種類の惣菜から、指差すと目の前でパンにはさみサンドイッチにしてくれる。これを片面コーティングされた紙に包んで売る。

  この注文式サンドイッチ屋は味にバリエーションを持たせられ、これからの人間生活の趣向に合うのではないだろうか。摂取すべきアイディアなり。

1.個性的選択

2.加工

3.完成

つまり、細かく好みに合わせつつ、プロセスを見せて新鮮なものを提供する。

 

 

   KANT CENTRUM(レースセンター)に行く。1:00にて未だ閉館。2:00より開く。

  少し引き返し、ミルクを買って協会脇で食事にする。ミルクの飲み過ぎで、薫は少し頭と身体がだるくなった。

  

  ムール貝とパセリ・玉ねぎみじん切りのマヨネーズドレッシング和えのサンドイッチはかなり滋味豊かで旨かった。ムール貝は身が大きく、全体の味はまろやかだが、噛み締めるとよく酢が染み込んでおり、その酢の強さと貝のくせの強さがぶつかりあって濃厚な味になっている。生臭いかと思ったが、よく臭みが消されている。パンによく合う。

  チキンとゆで卵のカレーマヨネーズ和えは、具がたくさんで美味しかったが、少し薄味。

  にんじんの千切りサラダマヨドレ和えは、歯ごたえの良さと酢の強さがパサパサしたパンに合う。(パセリちらし)

 

ー追記ー

先ほどの肉屋は肉・チーズ・ワイン・カクテル・惣菜などを扱っており、素材屋であると同時に、一次・二次加工屋でもある。イタリアのバールでもあったように、素材屋と加工屋が合体して色んなバリエーションがありえよう。素材で選ぶ本物さかげんが、一次・二次加工に結びつく。