11月2日 立ち止まって考えた。

・同国人に案内してもらって歩くのは、とても楽チンでいいが、自分の興味あるところを集中して見られないという欠点がある。

・それに、先導してもらうため、危険を直接感じることがない。自分たちで何もかも切り拓いてゆく旅行の醍醐味の一つがなくなってしまうような感じで残念でもある。

・人数が多くなるほど身体の危険は少ないようだが、結局その土地の人とのコミュニケーション(というほどオーバーなものでもないが)がしにくいのではないか。(その土地の人と接しにくいのではないか)

・想像の楽しみがない。

 

というわけで、やっぱり気ままな旅行をするなら、自分たちだけで歩く方が、私は好きだ。

 

◎ラザーニャの機械を見つけた。

NAPOLIのスーパーマーケットで15000リラ。

スパゲティの機械は20000リラ。

しかし、露店では12500リラで売っていた。

 

◎道の脇に細い注射器が6〜7本あちらこちらに落ちていた。麻薬を打つものか。

 

◎PANE;パンのこと

 PANINI;調理加工(サンドイッチなど)したパン 

◎BIBITE;飲み物

 BIRRA;ビール

◎TAVOLA;テーブル 

◎CAPPUTINO;複数になるとCAPPUTINIになる。

 

・NAPOLIは港町なので、船員がどこからか持ち帰ったタバコを安く売る店がある。そういうタバコはヤミなので印紙が貼られていない。

・イタリアでは、小学生くらいの小さい子供までよくタバコを吸っている。マセガキなんだろうが。駅などでもよくもらいタバコをしている(ROMA)。そういえば、町ので店もタバコ屋でも小さい女の子がタバコを吸いながら店番をしていた(NAPOLI)。

・イタリアのトマト・ニンジンは美味しいそうだ。(三村葉子さん弁)

・ぶどうは濃い色のものより、うすい緑色の方が美味しい。

・ROMAからNAPOLIへ向かう途中見た山は砂色で、木が1本も生えておらず、砂場でこしらえた巨大な山のように見えた。突然この山が窓に現れたときは、あーーーっと思った。

・ときどき雑草に混じってサボテンが生えていることがある。やっぱり熱いのだろうか。

・レモンの木もよく見かける。

こちらのレモンは緑色が強いが、美味しいそうだ。(形も不格好)

 ・イタリアでは、公共料金の値上がり方がめちゃくちゃであるとか。

美術館・博物館なども前年の2〜3倍はザラ。

・NAPOLIのユースにて

レセピションのお兄さんは、よく日本語を喋る。なぜなら彼のお婆さんが日本人だという。「オハヨーゴザイマス」「コンニチワ」の他、「敷布」まで知っていた。何か頼もうと思っても、日本語では何というのかと質問ばかりして仲々片付かない。

薫に、若い男性や若い女性の呼び方を聞いたとき、薫が「おにいちゃん、おねえちゃん」と教えてしまったので、のち、私を見るたび、「おねえちゃん!」と大声で呼び止めるようになった。また彼は「ニッポン」「ケッコン」などという言葉を突然大声で言い出すこともある。