10月12日 ヴェネツィア見参

  昨夜雨がたくさん降ったが、今日は上がった。VENICEに近づくにつれ、快晴となる。

  朝8:00前に起きる。美術館に行くつもりだったが、しんどいのでよして、早めにVENICEに発つ。途中レモンソーダとクラッカーを買う。

 

  2:00前 VENEZIA着。VENEZIAに着く前、列車からその島が見えて仲々美しい。VENEZIAでは10月だというに観光客が相当に多い。(水上バス1番で(1人1000リラ)でサンマルコ広場に着く。)

  

  安いLOCANDEを探したが見つからず。インフォメイションにゆき、安いホテルを紹介してもらうと、Min.でも25000〜30000リラという。電話で問い合わせてくれると、Hotel Rioという25000リラの宿が見つかった。

  行ってみると感じのいい女の子がいて部屋も綺麗。サンマルコのすぐそばで場所は非常によろしい。(晩は外でイタリア人がコーラスをするのが聞こえた。)

 

  しばらくサンマルコ周辺を歩くが、RISTORANTEやTRATTORIAはかなり高い。どんどん先へ歩いてゆくと安いBarを見つけた。

  中では大勢がトトカルチョらしきことをしている。サンドイッチ4つ、カプチーノ2つ飲み食いする。ここのカプチーノはミルクコーヒーのようだ。但し、全部で3400リラ。

  いったんサンマルコ近くまで行き、引き返し、TRATTORIAでSpeghetti Ragi2つ、1/4 Vinoを飲む。何とサービス・税・席料ともになしで合計(4000リラ)800円だった。

  そのあと、サンドイッチを2つ食べ、160円のワイン1リットルを買う。この裏通り、良き靴・良き傘多く有り。

 

   サンマルコ広場に出る。白亜の建造物の軒に白い明かりが多くともり、なかなかの美観なり。海沿いに行くと、水が通りに打ち寄せていた。

 

  宿に帰り、赤ぶどう酒とPATATEとTONNOつきクラッカーを食べる。

  

 

  VENICEはともかくこの水上都市は一見の価値はあり。何故か純観光都市で生活する人は暗い顔をしている人が多いように思う。

神経に良くないのか?!

 

 

*傘12000リラでスマートな良い傘があった。

*靴は1万円出せば、結構良いのが手に入る。

 

不思議に、今日のように観光旅行的に過ごすと、書くことが少ない。

何故だろうか。

 

*路地はものすごく狭く、建物の隙間といった方がいいくらい。

ホテルの相場は、ダブルで40000〜50000といったところか。

但し、外側から見ると、どれも綺麗な建物ではないので、高いホテルなのか安いのか見当がつけにくい。

私たちの泊まったのは25000リラでもホテルだったが、通常は35000リラするらしい。(部屋に貼ってあった紙に書いてあった。)

安宿はホテルと名乗っていないようだった。

 

〈レストランについて〉

*値段表を見ることはもちろんだが、まずテーブルの上を見て、ナプキン(布製)、ナイフ・フォーク、ワイングラスが置いてあるところは、service、席料などを取られると思って間違いなし。紙のナプキンでコップが飲み物を注文すると出てくるところが安そう。

*Serviceはたいてい12%が平均のようだ。

*Ristoranteとだけあるのは高し。TRATTORIAでも結構高いが、(コースでとると)PIZZERIAを一緒にやっているところなら1品でもOKだと思う。

*イタリアでは、ジュース・コーラの類は高い。まずCappcinoかVinoを飲むべし。

*コースでとろうとするときはパスタ類のところだけが安い店に入るのではなく、Secondの方も見てからにした方がよい。

Spaghettiが安くとも、肉・魚料理が高いところは結構ある。

*値段の基準ー自分の知っている物(スパゲティ・カプチーノ)で判断。

*旅行客で金持ちそうな外人ばかりが入っているお店は避けよ。

地元の会社員やおっちゃんの溜まり場を探せ。

そういうところは、TURIST MENUなんてものもないし、第一、値段が明示してないところも多いが。

*値段が安くとも、誰も入っていないお店に入るのは考えてからにした方が良い。誰も入っていないのは、それなりの理由があってのことだと思う。

*地元の人および会社員が、迷わず入っていく店ならある程度安心できる。

*値段のわからぬものは、必ずHow much?と訊いて確認する。あとで法外な値段をつけられても文句を言えない。