9月26日 日曜 Aberdeen 行きの車中記なので乱筆乱文なり

  大快晴。常は重いだろうエジンバラの空に雲なし。早起き出来ず。7時15分の予定が8時に起きた。

急いで宿を出ると予定の電車がなかった。何故か。インフォメーションに尋ねると、9時5分に出たと

云う。次は夕刻の5時までないとか。ポーターに尋ねて、その日が日曜の列車時間であることを

思い出した。くそっ。

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水辺のまち。たゆたうひろがりが素晴らしい。


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ベンチに行こうとすると、インフォメーションのおっちゃんが10時半アバディーン行きもあったよ、

と云ってくれた。しかし、それでもinvernessまで7時間も掛かる。それで電話でinvernessの

Youth hostelをリザーブした。7時過ぎ着でもいいと云う。朝昼食は自炊との事。Must I cook breakfast too?と聞けば良かったと後から思った。

 

10時半アバディーン行きに乗り込む。

対面個室のcompartments は一、二両だけで既に陣取られている。テーブル付きに座る。もちろん、

二等である。15分程して見える蕭然とした河と橋、絶景なり。Dundeeを過ぎると、ゴルフ場があった。起伏、樹木とも少なく、芝も緑に揃っておらず貧相なり。畑の枯れ草は刈って丸めて

ドラム缶の形をしていて楽しい。f:id:dodicidodici:20180330220446j:image

 

同じ日のくるみの日記。同じ現実が随分と違って見えるものだ、という例。

 

  エジンバラでは快晴。インバネスでは雨。

チキンカレーを注文。かなり手間取ってやっと手元に届いたのは何とカレーとは似ても似つかぬもの。

まるでハッシュドチキンみたいだ。トマト味しかしないゾル状のもの。それに山盛りのチップス。

何という取り合わせ。兎に角。やっと食べた。2、05£もする。

ここではcarry outのソーセージも買った。チップスは要らないと言うと、店員の青年は酷くビックリした顔をして、のち周りの同僚たちに何か言い、WA,HAHAと人を笑いものにした。

何がおかしいものか!やな感じ.

 

アバディーンの駅で、レストランで会ったカップルに再会。列車到着までの間、カタコト英語で

会話、一緒に列車に乗り込む。薫は一所懸命会話、くるみは横で聴いているだけ。たまに口を挟む。

なかなか会話が成り立っていて、禅や経済、日本食、イギリス食その他文化の話などした。

 

いつものように列車は遅れて到着。インバネスは、雨が降っていた。

ここからユースホステルまで1キロほどとか。すぐに見つかった初めてのユース。とても綺麗な

建物だ。入り口で受付を済ませ、部屋とベッドナンバーを書いた紙をもらう。くるみは、top stairの4号室、ナンバー5のベッド。2段ベッドの上段。まわりは当たり前だが、西洋人の女の子ばかりなので

少しくあせる。私1人ではとても会話は無理だもの。心細いな。早速、部屋に入ってきた女の子に

間違えて、MORNING!と言ってしまった。失敗!!階下のkichen and dining roomに行き、ラーメン

を作って食べ、お茶を飲んでの夕食を済ませた。

みんなもう手慣れたものだ。

  薫とくるみは疲れたのと、明日に備えて早く寝ることにした。みんなはやっぱり若いからタフなのかなぁ。

こっちは26、27だかんね。くるみはベッドの中でこれを書いた。部屋にはほかに3人ほどいる。

みな本を読んだりしている。なかなか口が聞けない。いつになったら慣れるのかしら。兎に角、

今日は寝ることにしよう。おやすみなさい。

  会った2人の外国人は、アメリカ人でLarry Sirhall, 女性はJanet Sirhallと言った。

 

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